出張!なんでも鑑定団in青木村でも鑑定していただいた当館所蔵の石川丈山書の掛け軸をご紹介します。

石川丈山書の掛け軸 全文
- 夜
- 露下天高秋氣淸
- 空山獨夜旅魂驚
- 疎燈自照孤帆宿
- 新月猶懸雙杵鳴
- 南菊再逢人臥病
- 北書不至雁無情
- 歩簷倚杖看牛斗
- 銀漢遙慶接鳳城
口語読み
- 夜
露下 り天高くして秋気清 し空山 獨夜 旅魂 驚く疎燈 自ずから照らして孤帆宿 し- 新月
猶 お懸りて雙杵鳴 る 南菊 に再び逢いて人は病に臥 し北書 は至らず雁 は情無し簷 に歩 し杖に倚 りて牛斗 を看 れば銀漢 は遙かに応 さに鳳城 に接 するなるべし
解説 宮下様
藤村の間にて (*現在は別の掛け軸をかけております。)
Text 2015 Mountain Trad.